情報流出は小さなところから

こんばんは。幸一朗です。

Facebookで個人情報の流出があったとか。
この業界にいると、「情報の流出」ってのにはデリケートになるクセが付くもので。

どこの現場に行っても、導入研修でまずやるコトといったらセキュリティ研修。

・入館証の管理は万全か？
・機密情報を社外に勝手に持ち出していないか？
・メール、FAX送信時に宛先や内容をダブルチェックしているか？

などなど。
幸いにも、私個人としてはこの手のインシデントは犯していないのですが、

油断大敵。

まさかあの人が？って方が
・酔ってカバンを電車に置き忘れ、社用携帯を紛失
・メールの宛先を間違えて顧客情報流出
・オープンスペースで機密情報を含む会話
みたいな事例で処分されるのをいくらか見てきました。

新人の頃は「まさか自分がやるはずがない」と思ったりするんですよ。
損害が非現実的過ぎて。
事例はさまざまですが、企業であれば数百億とか、個人であっても数百万、数千万単位の損害を被るレベルのものまであります。

昔に部下が犯した事例では、添付ミスっていうのがありましたね。

①「A社」というフォルダと「B社」というフォルダがある
②「A社」フォルダをzip圧縮し、A社へ送付
③「A社」フォルダ以下のファイルが「B社」宛のものだった

これを聞いた時には「その手があったか！」と感心しました。
即日、添付ファイルに関するチェックリストが更新されましたね。

どんなに小さなことであっても、大きな損害を起こし得ますし、誰かにご迷惑をおかけすることも事実。
注意したいですね。